骨の健康セルフチェック
※公益財団法人 骨粗鬆症財団「骨の健康度チェック表」を改変
骨粗鬆症は気づかないうちに進行する「沈黙の病気」です。まずは簡単なセルフチェックで、ご自身の骨の健康状態を振り返ってみましょう。当てはまる項目が多いほど、骨粗鬆症のリスクが高くなります。
生活習慣に関するチェック
- 牛乳や乳製品をあまりとらない
- 小魚や大豆製品を食べる機会が少ない
- お酒をよく飲む
- たばこを吸っている
- 日光にあたる時間が少ない
- 運動をする習慣が少ない
体の変化に関するチェック
- 背が縮んだように感じる
- 背中や腰が丸くなってきた
- 転んだり軽い衝撃で骨折したりした経験がある
- 体格・家族歴・既往歴に関するチェック
- 体格はやせ型である
- 家族に骨粗鬆症と診断された人がいる
- 糖尿病や消化器疾患の治療、手術を受けたことがある
- (女性)閉経を迎えた /(男性)70歳以上である
判定の目安
当てはまる項目が少ない場合
大きな心配はありません。今の生活を大切に続けていきましょう。
いくつか当てはまる場合
骨が弱くなり始めている可能性があります。食事や運動を見直し、生活習慣の改善を心がけましょう。
多く当てはまる場合
骨粗鬆症のリスクが高い状態です。早めに骨密度検査を受け、専門医に相談することをおすすめします。
骨粗鬆症チェック・姿勢と身長で分かるサイン
骨粗鬆症は「沈黙の病気」と呼ばれ、自覚症状がないまま進行することがあります。ご自宅で簡単にできるセルフチェックで、骨の健康状態を確認してみましょう。
チェック1 姿勢の変化
かかと・お尻・背中を壁につけて、まっすぐに立ちます。
このとき、後頭部が壁に
つきますか?
後頭部がつかない場合、背骨の骨折や姿勢の変化が進んでいる可能性があります。
チェック2 身長の低下
壁にかかと・お尻・背中をつけて立ち、少しあごを引いて身長を測ります。
以前の身長と比べて、2cm以上低くなっていませんか?
2cm以上の低下は「黄信号」です。研究では、25歳の頃より4cm以上低下している方は、背骨の骨折リスクが2倍以上になると報告されています。
判定の目安
- 後頭部が壁につかない
- 2cm以上の身長低下がある
このような場合、骨粗鬆症の可能性があります。早めに医療機関で骨密度検査を受けることをおすすめします。
セルフチェックで不安を感じた方は、
まずはお気軽にご相談ください
セルフチェックはあくまで目安です。気になる項目があった方や不安を感じる方は、尼崎のまえだ整形外科リウマチクリニックにお気軽にご相談ください。当院では精度の高いの骨密度検査と生活習慣指導を組み合わせ、お一人ひとりに合わせた骨粗鬆症の早期発見と予防に取り組んでいます。
